事例紹介 | 石巻おばあちゃんの学習塾 <後編>

2011/4.17
大安の日曜日、布川さんは入居された。布川さ んに言われるまで僕は大安だと気づかなかっ た。 「夫は浜の人間だからはそういうことを気にす るんです」と奥さんが説明してくれた。子供た ちは早速くつろいでくれている。最後の仕事と して布川さんに手作りの表札をプレゼントし た。友達二人と作った。とっても喜んでくれ た。何度も何度も感謝された。 そしてみんなでおばあさんのつくったおはぎを 食べた。布川さんは新しい家から漁場まで通っ ている。もといた魚場の再建を目指してみると のこと。「海の男は陸にあがったって出来るこ とがないんだ」とても印象的な言葉だった。


写真9 子供達は早速くつろいでます

とりあえずこれで「仮り住まいの輪」を完了 させてもらった。


写真10 友人と造った手作り表札


写真11 仮り住まいの輪完了

現在
今になって振り返ってみると、よく上手くいったな、というのが正直な感想。
最初は大学生だからなめられるかもしれないと思ったりしたが、そんなことはなく、向こ うでは頼られることばかりだった。 これからまだまだ問題は出てくるだろうし、アフターケアもしっかりしなくてはならない が、ひとつ、自分の仕事を終えた感覚があった。
その後、「仮り住まいの輪」が石巻の新聞に載ったり、TV局から取材したいと言われたり、なんだか大事になってしまった感はあったが、はじめて実践でやってみて、わかった こと、わからなかったことがたくさんあった。でも自分の中で日本最大級の災害、その被 災地の最前線でひとつの家族を助けてあげれたことは大きな自信になっている。

素晴らしく優秀な人達の「輪」に助けられて、石巻の「仮り住まいの輪」をすることができました。

みなさんのおかげです。
たくさんの人に感謝します。ありがとう。
高橋 秀詠

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